鹿嶋市議会 > 2019-08-29 >
08月29日-議案上程、説明-01号

  • "佐賀県"(/)
ツイート シェア
  1. 鹿嶋市議会 2019-08-29
    08月29日-議案上程、説明-01号


    取得元: 鹿嶋市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    令和 元年  9月 定例会(第3回)            鹿嶋市議会第3回定例会会議録議事日程(第1号)                        令和元年8月29日(木曜日) 午前10時開会第1 会期の決定について第2 議案第40号 令和元年度鹿嶋市一般会計補正予算(第2号)   議案第41号 令和元年度鹿嶋市介護保険特別会計補正予算(第1号)   議案第42号 令和元年度鹿嶋市下水道事業会計補正予算(第1号)   議案第43号 令和元年度鹿嶋市水道事業会計補正予算(第1号)   議案第44号 鹿嶋市大野潮騒はまなす公園条例   議案第45号 鹿嶋市特別用途地区における建築物の制限に関する条例   議案第46号 鹿嶋市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例   議案第47号 鹿嶋市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正す         る条例   議案第48号 鹿嶋市印鑑条例の一部を改正する条例   議案第49号 鹿嶋市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例   議案第50号 鹿島臨海都市計画事業鹿嶋平井東部土地区画整理事業施行規程に関する条例の         一部を改正する条例   議案第51号 鹿嶋市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例   議案第52号 鹿嶋市火葬場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   議案第53号 鹿嶋市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例   議案第54号 鹿嶋市農水産物直売所施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   議案第55号 鹿嶋市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   議案第56号 鹿嶋市都市公園条例の一部を改正する条例   議案第57号 鹿嶋市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   議案第58号 鹿嶋市道路占用料の徴収に関する条例の一部を改正する条例   議案第59号 鹿嶋市公共物管理条例の一部を改正する条例   議案第60号 鹿嶋市下水道条例の一部を改正する条例   議案第61号 鹿嶋市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   議案第62号 鹿嶋勤労文化会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   議案第63号 鹿嶋市立小学校及び中学校のスポーツ施設の開放に関する条例の一部を改正する         条例   議案第64号 鹿嶋市運動施設条例の一部を改正する条例   議案第65号 鹿嶋市立公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例   議案第66号 鹿嶋市まちづくり市民センター及び地区まちづくりセンターの設置及び管理に関         する条例の一部を改正する条例   議案第67号 鹿嶋市水道事業給水条例の一部を改正する条例   議案第68号 鹿嶋市大野区域水道事業給水条例の一部を改正する条例   議案第69号 損害賠償の額を定め、和解することについて   諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について   認定第1号 平成30年度鹿嶋市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について   認定第2号 平成30年度鹿嶋市下水道事業会計決算認定について   認定第3号 平成30年度鹿嶋市水道事業会計決算認定について   認定第4号 平成30年度鹿嶋市大野区域水道事業会計決算認定について〇会議に付した事件 日程第1 会期の決定について 日程第2 議案第40号ないし議案第69号並びに諮問第2号並びに認定第1号ないし認定第4号につ      いて〇出席議員(20名)   1番  舛 井 明 宏 君       2番  笹 沼 康 弘 君   3番  小松﨑 敏 紀 君       5番  川 井 宏 子 君   6番  菅 谷   毅 君       7番  樋 口 富士男 君   8番  栗 林 京 子 君       9番  佐 藤 信 成 君  10番  宇 田 一 男 君      11番  山 口 哲 秀 君  12番  小 池 みよ子 君      13番  篠 塚 洋 三 君  14番  河 津   亨 君      15番  立 原 弘 一 君  16番  坂 本 仙 一 君      17番  田 口   茂 君  18番  池 田 芳 範 君      19番  根 崎   彰 君  20番  内 田 政 文 君      21番  飯 塚 俊 雄 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名       市     長      錦  織  孝  一  君       副  市  長      市  村     修  君       教  育  長      川  村     等  君       政 策 企画部長      堀  田  博  史  君       地 域 活 性 化      池  田  茂  男  君       担当参事兼重点       プ ロ ジェクト       推 進 室 長       政策企画部次長      桐  生  進  一  君       兼政策担当参事       政策企画部次長      大  沢  英  樹  君       兼オリンピック       ・パラリンピック       課     長       政 策 秘書課長      飯  塚  和  宏  君       財 政 課 長      藤  松     研  君       総 務 部 長      杉  山  敏  之  君       総 務 部 次 長      君 和 田     厚  君       人 事 課 長      片  岡  智  樹  君       市 民 生活部長      津  賀  利  幸  君       廃棄物処理施設      内  田  義  人  君       建 設 担当参事       市民生活部次長      清  宮  博  史  君       健 康 福祉部長      野  口  ゆ か り  君       兼福祉事務所長       健康福祉部次長      細  田  光  天  君       健康福祉部次長      茂  木  伸  明  君       兼 福 祉事務所       次     長       経 済 振興部長      浅  野     正  君       経済振興部次長      久  保  重  也  君       兼港湾振興課長       都市整備部長兼      栗  林     裕  君       水 道 事業都市       整 備 部 長       都市整備部次長      大  川  康  徳  君       兼水道事業都市       整 備 部 次 長       会 計 管 理 者      石  井  修  司  君       教 育 委 員 会      佐  藤  由 起 子  君       事 務 局 部 長       教 育 委 員 会      大 須 賀  規  幸  君       事 務 局 次 長       教 育 委 員 会      宮  崎  正  明  君       事 務 局 次 長       兼 国 体 推 進       担 当 参 事       農 業 委 員 会      磯  網  俊  一  君       事 務 局 長       監 査 委 員      藤  枝  英  夫  君       事 務 局 長                                           〇本会議に出席した事務局職員       事 務 局 長      内  堀  和  則       事 務 局 課 長      市  原  み づ ほ       事 務 局 主 事      山  中  秀  平 △開会の宣告 ○議長(篠塚洋三君) ただいま出席議員は全員で定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。 ただいまから令和元年第3回鹿嶋市議会定例会を開会いたします。                                   (午前10時12分) △開議の宣告 ○議長(篠塚洋三君) それでは、これより本日の会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○議長(篠塚洋三君) まず、会議録署名議員を定めます。鹿嶋市議会会議規則第88条の規定により、宇田一男君、佐藤信成君、栗林京子君を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(篠塚洋三君) 次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について報告がありましたので、お手元に配付してあります。 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、令和元年5月、6月、7月分の例月出納検査の結果について報告がありましたので、その写しをお手元に配付してあります。 次に、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては、お手元の配付印刷物によりご了承をお願いいたします。 △議案の送付 ○議長(篠塚洋三君) 次に、市長から議案が提出されましたので、報告させます。 事務局長。          〔事務局長 内堀和則君登壇〕 ◎事務局長(内堀和則君) 命によりご報告いたします。                                     鹿総第131号                                     令和元年8月29日 鹿嶋市議会議長 篠 塚 洋 三 様                                    鹿嶋市長 錦織孝一          議 案 の 提 出 に つ い て 令和元年第3回鹿嶋市議会定例会に下記の議案を提出するため、説明書を添えて別添のとおり送付します。                      記議案第40号 令和元年度鹿嶋市一般会計補正予算(第2号)                        =ないし=                                  議案第69号 損害賠償の額を定め、和解することについて                         =並びに=                                  諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について                             =並びに=                                  認定第1号 平成30年度鹿嶋市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について               =ないし=                                  認定第4号 平成30年度鹿嶋市大野区域水道事業会計決算認定について 以上でございます。 △会期の決定 ○議長(篠塚洋三君) これより議事日程に入ります。 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。今回の定例会の会期は、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日8月29日から9月20日までの23日間としたいと思いますが、これに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(篠塚洋三君) 異議なしと認め、会期は本日8月29日から9月20日までの23日間と決定いたしました。 △議案第40号~議案第69号、諮問第2号、認定第1号~認定第4号の上程、説明 ○議長(篠塚洋三君) 日程第2、議案第40号ないし議案第69号並びに諮問第2号並びに認定第1号ないし認定第4号を一括して議題といたします。 市長から提出議案の説明を求めます。 市長、錦織孝一君。          〔市長 錦織孝一君登壇〕 ◎市長(錦織孝一君) それでは、提案説明をする前に一言ご報告をさせていただきます。 昨日から九州北部を襲った記録的な大雨により、福岡、佐賀、長崎の3県には大雨特別警報が発令され、残念なことに2名の方の命を奪われました。また、低地部、平野部などでは浸水被害も多く発生しており、避難所に身を寄せている方の報道には、身につまされる思いであります。本市と災害時相互応援に関する協定を締結している佐賀県鳥栖市では、大事には至っていないと確認がとれましたので、まずは一安心したところです。被害に遭われた方々に衷心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早くもとの生活に戻れますことをご祈念いたします。 それでは、提案説明をさせていただきます。本日ここに令和元年第3回鹿嶋市議会定例会の開会に当たり、市政運営に関する所信の一端と、当面の事業概要並びに提出しました議案などの説明を申し上げます。 今年のお盆は、大型の台風10号が西日本をゆっくりと縦断するなどし、予定を変更せざるを得なかった方も多くいらっしゃったかと思います。今回の台風10号に限らず、ここ数年、地球温暖化のせいか、台風や前線がこれまでと違う動きをするなどし、至るところで被害が発生している状況にあります。 今年5月から、激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、避難対策を強化するために「避難勧告等に関するガイドライン」が改定されました。警戒レベルは、避難準備・高齢者等避難開始を促す「警戒レベル3」、避難勧告・緊急の避難指示を促す「警戒レベル4」、そして災害が既に発生している地域に出される「警戒レベル5」など、5段階に分かれています。 ここ鹿嶋市は、気候温暖で自然災害が少なく、住みやすいところと言われていますが、今のような気象下においては、いつ、どこで大雨、土砂災害が発生してもおかしくありません。これから台風シーズンにもなりますが、どうか皆様におかれましては、「みずからの命はみずからが守る」という意識を持ち、速やかな避難行動をとられるようお願いをいたします。 続きまして、鹿嶋市のまちづくりの実績と当面の事業概要についてご説明申し上げます。 第74回国民体育大会総合開会式が、1カ月後の9月28日に笠松運動公園陸上競技場で開催され、いよいよ「いきいき茨城ゆめ国体」が始まります。鹿嶋市では、9月29日から10月3日にかけて、成年男子と少年男子のサッカー競技が、卜伝の郷運動公園多目的球技場のほか4会場で行われ、全国から40チーム、約1,200人の選手、監督、関係者や、多くの観戦者が鹿嶋市を訪れてきます。 市民の皆様に栽培のご協力をいただいている約1,600もの花プランターや、約2,000本の小学生による手づくり応援のぼり旗を各会場などに設置するとともに、市内小学校による全校応援や、中学生が考案した応援グッズおもてなし料理を中学生がみずから配布するなど、訪れてくる皆様に精いっぱいのおもてなしをしてまいります。 次に、東京オリンピックの取り組みについてであります。先日、JR東日本電子カードSuica対応型の自動改札機が、来春から鹿島線に導入されることが発表されました。JR東日本に対し、これまで長年にわたり行ってきた要望活動が実を結んだものであり、これも一つのオリンピックレガシーになるものと喜ぶとともに、インバウンド対策も含めたさらなる受け入れ態勢の強化に向け、心を新たにしたところです。 さて、東京2020オリンピック聖火リレー、そして茨城カシマスタジアムでのサッカー競技の鹿嶋市開催まで1年を切りました。そのような中、市内の機運醸成を図るため、7月14日に市内ショッピングセンターで、「オリンピックが鹿嶋にやってくる」と題したイベントを、7月28日にはまちづくり市民センターにおいて、「2019KASHIMA文化交流フェスティバル」を開幕1年前イベントと位置づけて開催しました。いずれも多くの方にご来場いただき、鹿嶋市開催の機運も徐々に盛り上がってきているものと確信することができました。 今後も、各種イベントへブースの出展を初め、オリンピックパラリンピックのマスコットをラッピングした市バスや公用車を走らせるなどして、さらなるPR、機運醸成に努めてまいります。また、ボランティアの育成や各種おもてなし事業、さらにはオリンピックの先を見据えた地域活性化につながる活動への取り組みのほか、組織委員会や県などと連携しながら、懸念されている交通渋滞対策も含めた開催運営の準備を進めてまいります。 7月末、新聞やネット上をにぎわした株式会社メルカリのJ1鹿島アントラーズ経営権取得は、皆様ご存じのことと存じます。アントラーズに関しては、日本製鉄株式会社も従来どおり主要株主として支えていき、新たにメルカリの有するすぐれたテクノロジーと経営ノウハウが加わることは非常に心強く、さらに強固な経営体制になるものと確信しております。 我らがアントラーズは、7月6日の「ホームタウンデイズ 鹿嶋の日」に、J1最速の500勝という記録を打ち立てました。今期もJ1リーグ、アジアチャンピオンズリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯と全冠獲得に向け、厳しい連戦が続いております。市民の皆様には、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。 4月に実施した全国学力・学習状況調査の結果が7月に発表され、本市の小学6年生は、国語が全国平均を4ポイント上回り、算数は全国平均並みでした。中学3年生は、本市としては初めて国語、数学、英語全ての科目において全国平均及び茨城県平均を上回り、特に国語は正答率が全国平均より5ポイント以上高い結果となりました。 茨城県では、英語で自分の考えを論理的にわかりやすく伝えたり、相手の考えについて深く質問したり、実践的な英会話力を育成することを狙いとした「中学校インタラクティブフォーラム」を開催しています。7月29日に鹿行地区大会が開かれ、8名の代表生徒のうち、鹿嶋市内の中学生が7名を占めました。8月21日に開かれた茨城県大会では、最高位である県知事賞を1名が、ほかにも県会議長賞県教育長賞など計5名が受賞されました。 これらのことは、幼少期から継続した英語指導や授業改善プロジェクトの成果があらわれたものと思います。今後も、子どもたちが身につけた資質、能力を活用、発揮しながら物事を捉え、能動的に学び続けることができるよう、授業改善を推進してまいります。 夏休みを利用して、中学生の異文化体験・国際交流を実施しました。今年で5年目となるイングリッシュ・サマーキャンプは、福岡県にあるブリティッシュヒルズという施設で、英語力アップだけでなく、国際人としての感覚を養う目的で、市内の中学生23人が参加しました。あわせて、今年度はこれまでの英語学習の実践及び今後の学習意欲向上を目的に、8月22日から30日までの日程で、オーストラリア・ブリスベンに市内の中学3年生14人を派遣しています。このような事業を経験した中学生が世界に目を向け、さまざまな分野で活躍することを願っております。 オリンピックパラリンピック競技のトップアスリートを「夢先生」として小学校に派遣する事業も12校中8校が終了し、残すところあと4校となりました。本事業の集大成として、市内の小中学校の子どもたち用に、東京2020オリンピック競技大会サッカー競技観戦チケット組織委員会に申請したところです。ちょっとした経験の感動から、子どもたちの夢は無限に広がっていくと思います。またとない機会に、子どもたちオリンピックを直接肌で感じ、生の感動を覚え、一人一人にとってかけがえのないレガシーとなることを期待しております。 教育環境の整備事業も着実に推進しております。3カ年事業として進めていた公立学校の机・椅子更新事業は、最終年度の入れかえ作業が終了しました。市内中学校へのエアコン整備工事も、この夏休みに全て完了し、9月からは中学校全5校において、快適な環境のもと授業が展開されることとなります。 また、東京2020オリンピック競技大会の関連施設として利用が見込まれているカシマスポーツセンターでは大規模改修工事を実施しているほか、鹿嶋勤労文化会館では空調設備の更新、老朽化が著しいまちづくり市民センターでは、屋根、雨どいの改修など、社会教育施設についても環境整備を鋭意進めてまいります。 今年の下津・平井海水浴場は、7月13日から8月18日までの37日間開設し、約4万1,000人の海水浴客が訪れましたが、梅雨明けのおくれや、7月に悪天候が多かったことなどが影響し、前年度と比べ1割の減少となりました。近年、若者の海離れが指摘されていますが、海には爽快感、開放感など、すばらしい魅力があり、海水浴、釣り、サーフィンと、年間を通じて多くの方が県内外から鹿嶋市を訪れてきています。引き続き、海岸を活用したビーチスポーツにぎわいづくりなどを通して、本市の豊かな海の魅力を発信してまいります。 10月5日、6日の両日、茨城県と鹿嶋市主催のイベントとして、「茨城をたべよう収穫祭」をカシマサッカースタジアム周辺で開催いたします。この事業は、本県の新鮮で安全な農林水産物や県産食材使用の料理等を県内外に広く発信し、県産農林水産物の消費拡大を図ることを目的に、平成25年度から県内各地で開催されているもので、鹿行地区では初の開催となります。物産品や飲食物の販売以外にも各種イベントを計画し、多くの来場者が楽しみながら、県内の食材を満喫できる盛大な祭りとなるよう準備を進めてまいります。 本市最大の市民参加イベントである「第29回鹿嶋まつり」は、福祉の祭典「みんなのひろば」や、来年に迫ったオリンピックPRイベントと同時開催で、10月26日、27日の2日間、カシマサッカースタジアム周辺で開催いたします。恒例の模擬店、物産展のほか、人気のある「こどもお仕事体験かしまちワーク」や屋外ステージでのキャラクターショーなど、今年も盛りだくさんの内容となっていますので、多くの方にお楽しみいただけると考えております。 9月12日、13日の両日、東京駅近くにある移住・交流情報ガーデンで、鹿嶋市へのUIJターンにより就職を希望する方、移住したい方を対象とした「鹿嶋市移住・就職相談会」を開催いたします。鹿嶋市のPRのほか、現在13社による就職面接や企業説明を予定しています。本市の魅力を多くの方に届け、移住・定住につなげてまいりますので、東京近郊にお住まいの学生や移住を希望するお知り合いの方がいらっしゃいましたら、ぜひご案内いただきたいと思います。 鹿島港外港公共埠頭は、定期的な貨物船の入港により、安定した取り扱い量が見込まれ、利活用が図られているところです。外港埠頭の整備については、今年度も港内静穏度を向上させるため、南防波堤のケーソン据えつけ工事や、中央防波堤の内側などでの消波ブロック設置工事が昨年度に引き続き計画的に進められています。今後も、県や港湾関係団体と連携を図り、外港公共埠頭の整備と利活用促進について積極的な関係機関への要望活動を行ってまいります。 災害発生時において、最も優先されるのは人命救助であります。7月31日、災害拠点病院として茨城県の指定を受けるべく準備を進めている小山記念病院と「災害時の二次救急告示病院における水の提供に関する協定」を締結いたしました。これにより、鹿行地域に大規模災害時の発生に備えた地域災害拠点病院が確保され、傷病者の受け入れや救護活動を円滑に実施できる体制整備が図られるものと考えております。 今月25日、鹿嶋市消防ポンプ操法大会カシマサッカースタジアム駐車場で開催し、火災現場を想定した機器操作など、消火活動の重要性を確認しました。 11月には、茨城県と連携して、武井地区で水害や土砂災害を想定した住民避難力強化訓練を実施いたします。この訓練は、本市では初めての実施であり、危険箇所や避難場所を確認し合い、避難する際に自分が何を行うべきかなどを時系列に整理するものです。今後も、消防団員の確保と技術力向上、地域防災力の強化を推進してまいります。 今年度も75歳以上の方を対象に敬老会を実施いたします。今年は105歳の女性の方を筆頭に、対象者数は1万61名に上り、初めて1万人を超えました。12の小学校区と6つの施設を単位として開催し、高齢者を敬い、長寿をお祝いするとともに、市勢発展の基礎を築いてくれたことに対する感謝の意を表し、あわせて地域福祉の推進を図ってまいります。 公共交通空白地の解消を目指して開始したデマンド型乗合タクシーですが、昨年7月の試験運行から1年を経過しました。登録者数、目的施設数、利用者数、それぞれ着実に増え、現在では登録者数は1,200人、目的施設数も110カ所を数え、利用者数は月間延べ900人を超えるなど、順調に推移しているところです。一日6便の運行体制につきましても、利用者から増便の要望が多かったことから、来週の9月2日から2便増やした1日8便体制に拡充してまいります。今後も、関係機関や交通事業者などと協議しながら、市民の利便性を向上すべく、公共交通の充実を図ってまいります。 以上、まちづくりの実績と当面の事業概要についてご説明申し上げました。 次に、本議会で認定をいただく平成30年度決算についてであります。 一般会計ですが、歳入総額は前年度比6.0%減の264億5,474万7,000円、歳出総額は前年度比2.1%減の252億7,008万6,000円となりました。 この増減の要因は、歳入では、地方消費税交付金が増となったものの、地方交付税のうち震災復興特別交付税の減、繰越金のうち市街地液状化対策事業に係る前年度繰越金の減、歳出では、市街地液状化対策工事の皆減や茨城国体施設整備事業、小中学校大規模改造事業の減などによるものです。 歳入歳出の差引額は11億8,466万1,000円で、繰り越し財源を差し引いた実質収支は9億1,217万円の黒字となりました。規定により、この実質収支額の2分の1相当額として4億6,000万円を財政調整基金へ積み立て、本年度繰越金は4億5,217万円となりました。 特別会計ですが、7会計の総計といたしまして、歳入が17億7,877万1,000円減の130億5,883万6,000円、歳出が14億6,171万5,000円減の129億9,529万6,000円となり、歳入歳出の差引額が6,354万円の黒字となりました。なお、対前年度で歳入歳出ともに大幅な減になっているのは、平成30年度から鹿島臨海都市計画下水道事業会計公共下水道特別会計が地方公営企業法の適用を受け、企業会計に移行したことによるものであります。 引き続き、持続可能で安定的な財政運営ができるよう、行財政改革の取り組みを進め、予算の効率的、効果的な執行を心がけるとともに、市民の皆様が安心して暮らせる鹿嶋市を目指してまちづくりを推進してまいります。 次に、提出しました議案についてご説明申し上げます。 提出議案は、予算関係議案が4件、条例関係議案が25件、その他の議案1件、諮問関係議案が1件、認定議案が4件、合わせて35件であります。 まず、予算関係議案は、令和元年度の一般会計及び特別会計などの補正予算であります。 一般会計補正予算については、宮中地区賑わい創出事業、教育・保育施設入所支援事業、予防接種経費、一般廃棄物広域処理事業、その他の市道整備事業、0102号線市道整備事業、小中学校施設管理費などを計上しております。 介護保険特別会計補正予算については、平成30年度事業費確定に伴う国庫支出金等返還金などを計上しております。 下水道事業会計補正予算については、建設改良費などを計上しております。 水道事業会計補正予算については、職員給与費などを計上しております。 条例関係議案は、新たに制定するものが2件、改正するものが23件であります。 新たに制定する条例は、鹿嶋市大野潮騒はまなす公園条例などであり、改正する条例は、鹿嶋市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例などであります。 その他の議案は、損害賠償の額を定め、和解することについてであります。 諮問関係議案は、人権擁護委員候補者の推薦について議会の意見を求めるものであります。 認定議案は、平成30年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてなどであります。 私の説明は以上で終わりますが、予算、決算認定以外の議案については、担当の総務部長から補足説明させていただきます。 お手元の議案書によりご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(篠塚洋三君) 次に、提出議案の補足説明を求めます。 総務部長、杉山敏之君。          〔総務部長 杉山敏之君登壇〕 ◎総務部長(杉山敏之君) それでは、本議会に提案させていただきました補正予算及び決算を除く議案の補足説明をさせていただきます。 議案第44号 鹿嶋市大野潮騒はまなす公園条例であります。鹿嶋市大野潮騒はまなす公園を都市公園とすることに伴い、その設置及び管理に関し、必要な事項を新たに定めるものです。 議案第45号 鹿嶋市特別用途地区における建築物の制限に関する条例であります。既存の鹿嶋市特別業務地区建築条例を廃止し、特別用途地区における大規模集客施設制限地区を追加し、特別業務地区の用途規制の一部緩和等を図るため、新たに定めるものです。 議案第46号 鹿嶋市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例であります。成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布による地方公務員法の一部改正において、成年被後見人及び被保佐人に係る欠格条項が削除されることに伴い、地方公務員法を引用する規定について改正を行うものです。 議案第47号 鹿嶋市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例であります。環境審議会委員に大学教授及び大学准教授を追加し、当該委員の報酬額等を設定するものです。 議案第48号 鹿嶋市印鑑条例の一部を改正する条例であります。本人の請求により、住民票等への旧氏の併記が可能となる住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い、印鑑登録証明事務処理要領が一部改正されたため、印鑑登録証明書等における氏名の定義に旧氏を併記する規定を追加し、また性同一性障害や性の多様化への配慮から、印鑑登録証明書等における記載事項の男女の別を削除するものです。 議案第49号 鹿嶋市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例であります。災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令が一部改正されたことに伴い、災害援護資金の貸し付けを受けた者が支払期日に償還金を支払うことが著しく困難である場合の支払い猶予の明確化、破産等の場合の償還金の免除及び災害弔慰金等支給審査委員会の設置に関する規定を追加するものです。 議案第50号 鹿島臨海都市計画事業鹿嶋平井東部土地区画整理事業施行規程に関する条例の一部を改正する条例であります。成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布による土地区画整理法の一部改正に伴い、土地区画整理審議会委員の失格要件から成年被後見人及び被保佐人を削除するものです。 議案第51号 鹿嶋市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例から議案第68号 鹿嶋市大野区域水道事業給水条例の一部を改正する条例までの18議案については、令和元年10月1日に消費税及び地方消費税の税率が引き上げられることに伴い、それぞれの施設に係る使用料等の改定を行うものです。 議案第69号 損害賠償の額を定め、和解することについてであります。鹿嶋勤労文化会館第2駐車場において、刈り払い機による草刈りを行った際の飛び石により、西側店舗駐車場に駐車していた車両2台のリアガラスを破損させた事故に関し、損害賠償の額を定め、和解するものです。 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてであります。人権擁護委員1名の任期満了に伴う新任の候補者の推薦に当たり、議会の意見を求めるものであります。任期は、令和2年1月1日から令和4年12月31日までの3年間であります。 議案の補足説明は以上であります。
    △発言の訂正 ○議長(篠塚洋三君) 市長、錦織孝一君。          〔市長 錦織孝一君登壇〕 ◎市長(錦織孝一君) 先ほど説明申し上げた中で、間違ったところが2カ所ありますので、訂正をお願いいたします。 まず、1ページの中学生ののぼり旗の件で、私「2,000本」と読んだようですけれども、「200本」の誤りですので、訂正をお願いいたします。 また、中学生の異文化体験でサマーキャンプ、これを場所を「福島県」であります。それを「福岡県」と読んだようでありますので、訂正をお願いいたします。 ○議長(篠塚洋三君) ただいま説明のありました議案について、質疑のある議員は9月5日午後5時までに、討論のある議員は9月19日午後5時までに、議長宛て発言通告書の提出をお願いいたします。 △散会の宣告 ○議長(篠塚洋三君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次回の本会議は、9月4日午前10時から一般質問となります。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                                  (午前10時50分)...